ハイダイナミックレンジ(HDR)機能とは

通常の画像と比べて、より広いダイナミックレンジを表現するための技術です。
大きなコントラストを持つ元の画像のコントラストを下げ、ダイナミックレンジを広くします。
明暗の差のある画像でも、黒つぶれや白飛びを少なくすることができます。

 

以下は他社製カメラの仕様書からの抜粋ですが、この中のWDR(ワイドダイナミックレンジ)も同じ機能です。

 

 

 

ダイナミックレンジとは

 

カメラ用語で言う「ダイナミックレンジ」は、撮像素子が感知できる最も明るい部分と暗い部分の範囲を指します。
単位はdB(デシベル)で表記されます。
カメラのセンサーには撮影できる明るさと暗さの範囲に限界があります。明るすぎるものは白飛びし、暗すぎるものは黒潰れしてしまいます。

 

ダイナミックレンジの求め方

ダイナミックレンジの値は、
ダイナミックレンジ[dB]=20log10(明るいところの照度/暗いところの照度)
で求めることができます。

 

ダイナミックレンジの範囲を超えると?

 

明るい方でこの範囲を超えるとハレーション(白とび)となります。
暗い方でこの範囲を超えると画面が真っ黒となります。

 

この範囲を広げて、明るい部分と暗い部分の差を少なくする機能がHDRやWDRとなります。 ハレーションの抑制などに使います。
(但し、この機能を使うと、コントラストが落ちます。)

 

 

ダイナミックレンジとカメラ選び

HDR(ハイダイナミックレンジ)機能がある、ハイビジョンカメラGR200HD2を使い、
明暗差のある映像を撮影すると下写真のような差になります。

 

通常モードで撮影 HDRモードで撮影

 

通常モードで撮影 HDRモードで撮影
   
通常モードで撮影 HDRモードで撮影

 

 

ダイナミックレンジ機能付きのカメラでも気を付けるべきポイント

 

これを応用すると、ハレーションを軽減させた映像を撮影することができます。
(ダイナミックレンジを広くする効果であって、無限大にするわけではないので完全に除去することはできません。)

 

このHDR機能にフィルターやV字ブロックを併用すると効果はさらにアップします。

 

<HDR機能 + 偏光フィルター>

 

<HDR機能 + 白色のV字ブロック(背景)>

 

写真:ハイビジョンカメラGR200HD2のメニュー画面