カメラを使用したテープの高精度測定システム
特長
それぞれ異なる寸法のテープを測定
バーコードおよびHMI上のジョブを使用して測定プログラムの切り替えを行う
すべての測定データを収集し、設定したフォーマットでExcelにエクスポートする
EDIシステムと連動可能
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オンリーワン
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ハードウェア
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ソフトウェア
特長:カメラを使用したテープの高精度測定システム
検査テスト
テープ幅等の寸法測定のため、測定に有効な両側テレセントリックレンズを採用
寸法測定は影にすることでより精度の高い計測が出来る
今回の検査製品も影にすることで測定したい箇所が測定できるため透過照明を使用する.
透過照明は検査製品への光の回り込みを抑えるために、平行光透過照明を採用する
全長750㎜で8つの穴が空いている製品の検査時間は15秒
ハードウェア
解像度6MPのUSBカメラ
両側テレセントリックレンズ
平行光透過照明
ソフトウェア
VisionPro規格で開発
テレセントリックレンズとは
被写界深度内であれば像の膨張・縮小がありません。
寸法測定の際に測定誤差を最小に抑えられる。
視差による画像の歪が少ない
テレセントリックレンズは種類を大きく分けて2種類あります。
両側テレセントリックレンズと片側テレセントリックレンズです。
それぞれの特長は以下となります。
両側テレセントリックレンズ
カメラセンサー側と被写体側のどちらの距離が変わっても被写体を映し出す大きさが変わらないという特徴があります。
つまり、接写リング等を使用してカメラセンサー側の距離を変更することで倍率を変えずにレンズと被写体の距離のみを変更することができます。
ただ、映し出す範囲よりもレンズの径は物理的に大きくなりますので倍率が低くなるにつれてレンズのサイズが大きくなり、価格も高額になります。
精密測定装置や投影機に採用されています。
片側テレセントリックレンズ
被写体側のみがテレセントリックレンズ構造になっているレンズです。
両側テレセントリックレンズと違いカメラセンサー側の距離が変わると非テレセントリックレンズと同様に被写体を映し出す大きさは変わります。
両側テレセントリックレンズと比べてレンズは小型で、価格も安価になります。.
寸法測定用途でマクロズームレンズのような倍率変更が不要である場合、倍率固定での置き換えとして採用されることがあります。
導入の流れ
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STEP1
お電話またはメールにてご相談ください。
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STEP2
デモ機を無料でお貸出ししております。
お客様のサンプルを送っていただき、無料テスト依頼を行うことも可能です。 -
STEP3
導入
技術ブログ
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