ハイビジョンカメラの撮影画像をリアルタイムに確認する方法

弊社のハイビジョンカメラやPCモニタダイレクトカメラにはUSBポートがあります。通常はここにUSBメモリを挿入します。
撮影した映像はこのUSBメモリに保存されます。
保存された画像を見る為にはUSBメモリを外してPC等に接続し、確認する必要があります。

USBメモリの移動を省いて、撮影した映像をPCやタブレットに直接送る方法をご紹介します。

それがWiFi内蔵SDカード、ワイヤレスSDカードというものです。

FlashAir

これをUSB-SD変換器を使ってカメラのUSBポートに接続します。

USB-SD変換器を使ってカメラのUSBポートに接続 USB-SD変換器を使ってカメラのUSBポートに接続

カードのメーカーによって設定方法は若干異なりますが、以下の2つの作業が必要です。

1. アプリケーションをメーカーのサイトからダウンロード
2. SDカードをWifi接続でWifi対応のPCで認識させる 

設定が終われば、下写真のようなことができます。
上のモニタはカメラと直結したLive映像です。
下のモニタ(タブレット)に撮影された映像が保存されます。

上のモニタはカメラと直結したLive映像

カメラのシャッターを切ったあと、PCやタブレット側の更新をかける必要がありますが、ファンクションキーのあるものでした「F5」を押し、リロードすればすぐに最新の撮影映像を確認できます。

クラウド対応のWiFi内蔵SDカードもあります。これを使えば、クラウド上に映像が保存されます。

ワイヤレスSDカードは色々な種類が発売されていますが、弊社のカメラと共に使う場合、すべてのカードで動作を保証しているものではありませんのでご了承ください。
弊社社内では、東芝のフラッシュエアーを使っております。
Eye-Fiの旧タイプも動作確認をし、問題ないことを確認いたしました。
しかしなぜかEye-Fiの新型(クラウド対応)は弊社のカメラでは正常に動作をしませんでした。

※画像保存が出来ていたのに、急に画像保存出来なくなった場合
よくある原因としましては2点ございます。

① 使用しているWifiSDカードのアプリケーション等が自動更新した場合
自動更新が掛かるとWifiの設定が外れる場合があります、再設定を掛けることで認識をし画像保存が出来る様になります。

② SDカードリーダーが認識しなくなる場合
SDカードリーダーは接触が意外と不安定ですので、少しSDカードがズレていたりすると認識しなくなることが多々あります。
弊社のカメラは画像保存媒体が正常か異常かをメニュー上に表示することが出来ます。
下記写真のメニューにカメラマークが無ければ、認識していないカメラマークがついていれば認識しております。

カメラマーク

認識していない場合はSDカードの抜き差しやカードリーダーを変える等、ご対応して頂ければと思います。

 

すべての機種で動作保証しているわけではありません

また、高機能ハイビジョンカメラXM200HDであればMicroSDカードをPCに移すことなく、カメラの機能で撮影画像を確認することが可能です。

 

高機能ハイビジョンカメラ XM200HD

高機能ハイビジョンカメラ XM200HD