カメラの性能を示すうえでダイナミックレンジという項目があります。
ダイナミックレンジとは、信号お再現能力を表す数値で最小値と最大値の比率を dB(デシベル)単位で表したものです。
dBの数値の大きいカメラは、対象物が明るくても、ハレーションを起こしにくく、 暗い部分も影になりにくくなります。(明るさの変化に対する再現能力が高い。)
ボアスコープのように金属の加工品の内部を単一の照明で見る場合、 直接光が当たる部と影になる部分の差が大きく、ダイナミックレンジの大きななカメラの方が観察に向いています。